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足にあたったのは体育座りをした玲さんだった。



「こ、こんなところで何やってるんですか!?」


玲「あ・・・菓ちゃん・・・ぼく、冷えピタと湿布どっちが向いてるかなぁ〜?」


「・・・変なところに貼られたくないんだったら冷えピタじゃないですかね。」


玲「そっかぁ〜・・・輪ゴムになりたい・・・」



だめだ、病み方がヤヴァイ。



「どうされたんですか?」


玲「ぼく、妖精さんとお話しててぇ〜仕事しなさいってパートのおばさんに怒られてぇ〜憂鬱・・・ぼく憂鬱〜」



当たり前だ。

どうしよう、怒られて当たり前過ぎて励ましの言葉がみつからない。

妖精さん、どうか玲さんの仕事中に出てこないでください。