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「「「おはよーございまーす！！」」｣



幸希「おぁー！今日ビーグル揃う日か！！何時上がりだよ俺〜(泣)」


太郎「えぇー！幸希さん大丈夫だってー！スマイルスマイル！」


次郎「おいおい！太郎がいつも問題起こすからだろぉーー！？」


八兵「やぁー！2人ともだろ！？幸希さん、今日は僕が見張っときます！」



「いや、3人ともだろ」


「「「え･･･」」」



おっと、本音がポロッと出ていたらしい。気をつけなければ。



幸希「ははっ菓さんのごもっとも〜」


彼ら3人、太郎、次郎、八兵衛は二ヶ月前に入ってきたアルバイトで、3人とも私と同い年だ。



3人とも幸希さんに劣らずまた違うイケメンたちだ。が、とにかく問題の渦の中心は彼らだ。



悪気はないのだが、いくらか頭がパァなため、どうしてこうなったのか分からないような事が起きる。



そしてアルバイトで一番の古株の私は彼らの教育係という名の後始末係だ。

なので私が定時に上がれる事は、彼らと一緒であると奇跡に近いのである。



そんなキャーキャーうるさい彼らを“ビーグル”と呼ぶ人がいるが、まさにその通りだ。