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〜精肉コーナー〜



「ぜぃ・・・・・・か、海斗さん・・・・・・ヒュー・・・これ・・・」



海斗「ふはっ!菓〜なんでそんな息切らしてんですか?」



お前のせいだよ!!というなんともおめでたい彼は22歳の海斗さん。

彼も若くしてこの精肉の責任者であり、このスーパーに来てまだ3ヶ月と一番の新顔である。



ちなみに彼は私より年下だ。

そう、年下なのだ。

なのに、なぜか年上であり一応先輩でもある私の事を呼び捨てにしてくる。



海斗「まさか僕に会いたかったの?」



と、色気たっぷりの彼は別名“お姉さんハンター”と呼ばれている。

くっ、危ないハントされるところだった。

はやく耐性をつけなければ。



「いや、海斗さん。さっきお客様からご指摘を頂いて、これ豚肉ではなくて鶏肉ですよね?」


海斗「・・・・・・・・・」