「次の駅で降りるんだ。一緒に来るか?」
「・・・行っていい?」
「当たり前だろ。わざわざ会いに来てくれたのに、帰すわけないだろ」
「ありがとう」
電車が都営新宿線住吉駅に停車し、風花とともにホームに降りた。
「手、つなぐか」と声をかけると、「うん」と恥ずかしそうに風花は手を差し出した。
握りしめたその手は、さっきと同じように氷のようにもろく華奢ではあるけれど、風花の存在を感じ、なつかしさと喜びで胸がいっぱいになる。
こんな不可思議なことが現実に起こりうるのかと、また感動で胸が熱くなる。
一緒に歩くだけで涙がこぼれそうになる。
胸をどきどき高鳴らせ、甘く痛ませながら歩き、高校時代に戻った気分だ。
「・・・行っていい?」
「当たり前だろ。わざわざ会いに来てくれたのに、帰すわけないだろ」
「ありがとう」
電車が都営新宿線住吉駅に停車し、風花とともにホームに降りた。
「手、つなぐか」と声をかけると、「うん」と恥ずかしそうに風花は手を差し出した。
握りしめたその手は、さっきと同じように氷のようにもろく華奢ではあるけれど、風花の存在を感じ、なつかしさと喜びで胸がいっぱいになる。
こんな不可思議なことが現実に起こりうるのかと、また感動で胸が熱くなる。
一緒に歩くだけで涙がこぼれそうになる。
胸をどきどき高鳴らせ、甘く痛ませながら歩き、高校時代に戻った気分だ。
