俺が彼女に会えない理由

風花との再会にだいぶ慣れてきて、思い切って尋ねてみることにした。

生涯、解けることはないと思ってきた謎を。

「なあ、聞いてもいいか?」

「うん?」

「あの日曜日、風花が事故に遭った日、どこに行ったんだ?」

「え?」

風花の顔がみるみるうちに泣きそうになっていく。
心が痛むが、聞かずにはいられない。

「ずっと、気になってた。誰にも行先を言わないで、どこに何しに出かけたんだ?」