「うん、そうだね。変に思われてるかもね。私のほうは、冬弥くん以外の人も風景も全部見えてるし、声も音も全部聞こえてるんだけど」
「まじかよ!」と風花に言ったつもりが、向かいのおじさんが俺から逃げるように隣の車両に移って行った。
「そういう大事なことは早く言えよな」
「ごめん。冬弥くん以外、生きてる人は私に気が付かないってこと、すっかり忘れてた!」
風花と話せば話すほど、疑問が疑問を生むように訳がわからなくなっていく。
「ってことは、もちろん、親にも会わせてくれって神様にお願いしたんだろ?」
「・・・してない」
「まじかよ!」と風花に言ったつもりが、向かいのおじさんが俺から逃げるように隣の車両に移って行った。
「そういう大事なことは早く言えよな」
「ごめん。冬弥くん以外、生きてる人は私に気が付かないってこと、すっかり忘れてた!」
風花と話せば話すほど、疑問が疑問を生むように訳がわからなくなっていく。
「ってことは、もちろん、親にも会わせてくれって神様にお願いしたんだろ?」
「・・・してない」
