けれど、今は目の前に風花がいる。
こんな想像もしない奇跡が訪れるとは。
と、その時、向かい側に座るおじさんと目が合った。
どこの駅で乗って来たのか、気づけば目の前におじさんが座っている。
俺は、不意にあることが気になって風花に尋ねた。
「そういえばさ、風花の姿って俺以外の人にも見えてるの?」
「ううん、見えないよ。私が会いたいって神様にお願いした人にしか、私の姿は見えないよ」
「声も?声も俺にしか聞こえないのか?」
「うん」
「えっ?そうなの?それを早く言えよ。ってことは、俺は、第三者から見たら一人でしゃべってる頭のおかしい奴ってことか?」
口元を手で隠し、風花の耳元で極力声をひそめた。
乗客がまばらな車両とはいえ、周囲の目が急に気になり慌てた。
こんな想像もしない奇跡が訪れるとは。
と、その時、向かい側に座るおじさんと目が合った。
どこの駅で乗って来たのか、気づけば目の前におじさんが座っている。
俺は、不意にあることが気になって風花に尋ねた。
「そういえばさ、風花の姿って俺以外の人にも見えてるの?」
「ううん、見えないよ。私が会いたいって神様にお願いした人にしか、私の姿は見えないよ」
「声も?声も俺にしか聞こえないのか?」
「うん」
「えっ?そうなの?それを早く言えよ。ってことは、俺は、第三者から見たら一人でしゃべってる頭のおかしい奴ってことか?」
口元を手で隠し、風花の耳元で極力声をひそめた。
乗客がまばらな車両とはいえ、周囲の目が急に気になり慌てた。
