俺が彼女に会えない理由

「なんで死んだんだ?なんで、俺なんかのために、死んだりしたんだ?」

「え?」

「ネックレスのこと。風花の両親から、聞いたよ。なんで、風花の命と引き換えに、俺を生き返らせたんだよ!」

怒鳴るつもりはなかったが、冷静でいることはできない。

「・・・・・・」

「とぼけるのも、逃げるのも、やめてくれ。もう何もかも、正直に、全部話してくれ」

風花が、少しあとずさりする。

「なんでネックレスのこと・・・?」と声を震わせた。次の瞬間、はっと思い立ったように、「ネックレスは?今どこ?冬弥くんが持ってるんだよね?」

「風花のお母さんに返したよ」

「嘘・・・。いつ?どうして?」