約束通り、1時に成田駅の改札に着くと、里花さんと孝仁さんはすでに来ていた。
落ち合ったあとは、会話をすることもなく淡々と切符を買い、ホームに降り、特急を待つ間もその空気感は変わらなかった。
それは、話したくないとか、話題がないからという沈黙ではなかった。
孝仁さんと里花さんの気持ちを察すれば、下手に声をかけるより、俺も黙って静かにしてるほうが賢明だと思えたからだ。
やがて、特急が来て乗り込み、東京までの道中、電車の車窓から街々の風景を見て、この世界は見納めかと思った。
次の世界でも風景は同じなのだろうか。
目に焼き付けるように見つめ続けた。
落ち合ったあとは、会話をすることもなく淡々と切符を買い、ホームに降り、特急を待つ間もその空気感は変わらなかった。
それは、話したくないとか、話題がないからという沈黙ではなかった。
孝仁さんと里花さんの気持ちを察すれば、下手に声をかけるより、俺も黙って静かにしてるほうが賢明だと思えたからだ。
やがて、特急が来て乗り込み、東京までの道中、電車の車窓から街々の風景を見て、この世界は見納めかと思った。
次の世界でも風景は同じなのだろうか。
目に焼き付けるように見つめ続けた。
