「そうなの。我が家の家宝なの。代々、受け継がれてきたものなの。ずっと探してたんだけど見つからなくて・・・。冬弥くんが持っていたのね」
里花さんが、涙ぐむ。
わけがわからない。
それに、なぜ涙目になるんだろう?
泣くことでもないだろうに。
「返していただけるかしら?」
穏やかな口調だったが、有無を言わさない強さが含まれていた。
悲しみか喜びか、どちらとも言い難い、そんな微笑みを浮かべて。
「あ、は、はい」
思考力は完全に停止し、言われるがままネックレスを外し、里花さんに渡した。
「あの・・・。どういうことなんでしょう?どうして俺のポケットに入ってたんでしょうか?」
里花さんが、涙ぐむ。
わけがわからない。
それに、なぜ涙目になるんだろう?
泣くことでもないだろうに。
「返していただけるかしら?」
穏やかな口調だったが、有無を言わさない強さが含まれていた。
悲しみか喜びか、どちらとも言い難い、そんな微笑みを浮かべて。
「あ、は、はい」
思考力は完全に停止し、言われるがままネックレスを外し、里花さんに渡した。
「あの・・・。どういうことなんでしょう?どうして俺のポケットに入ってたんでしょうか?」
