次の日…
「桜さん、話があるんだ!」
「え、何ですか?」
「その…僕…」
(頑張れ!僕頑張れ!勇気を出すんだ!)
「僕!君のことが好きなんだ!」
「え!本当にゆうちゃん私のこと好きなの?」
桜から聞き覚えあるニックネームを言った
「ゆうちゃん…?でもそのニックネーム知ってるのは…え!」
「やっぱり、忘れてたんだ!ゆうちゃん昔から物忘れ激しかったもんね。だからわざと敬語で話したのだって久しぶりにゆうちゃんと会えたとき別人のように変わってたもの。海人は凄い女好きになってるね」
そう、桜は海人と同じ幼馴染みであった。
「え!ウソ!桜さんって島田桜なの!」
「そうよ、小3時転校してお母さんが再婚して名字が川村に変わったの」
桜の実の父は桜が一歳の時飛行機事故で亡くなったのだ
「そうだったんだ…」
「実はね私、ゆうちゃんが初恋なの」
「えっ!僕も桜が初恋なんだ!」
雄太も桜が初恋だったのだ。
「えっ本当?じゃあ昔から私たち両思いだったんだね。」
「じゃあ…」
「うん!私でいいなら彼女なってあげる!」
そして、二人は唇を重ねた。