二時間後目的地のホテルに着いた。
「ふぁ~、よく寝たむにゃむにゃ」
「お前は、いつもバスで寝るよな、バスレク超楽しかったのに…なぁ桜?」
「はい、確かに盛り上がってましたね」
「でも海人、あんただって途中で寝てたじゃん」
「げっ!璃子、べ、別に眠ってないよ。目つぶっただけだよ」
「いーや、絶対寝た!」
「寝てない‼」
二人はいつもケンカしてる。
「はいはい、ケンカはここまでみんな、もうホテルに入ってるよ」
「あっ!ちょっと待ってくれよ‼」
僕たちは、ホテルのロビーで点呼をしホテルの支配人の話が終わったらみんな、それぞれの部屋に向かった。
「えーと、俺達は256室だな」
「海人~、256室はこっちみたい」
「ほーい」
ガチャ
「おー!なかなか良い部屋だな、なっ雄太」
「うん、そうだね!」
「よし、早速あそこに行くか!」
「あそこって?あっまさか女子の部屋にいこうとしてるんじゃないでしょうね(怒)」
「げ!ば、バレた…?(汗)」
「もう!また先生に怒られるぞ!」
「はぁーい」
そして、一日目が終わり二日目になった。
「はい!みなさん今日は金閣寺に行きたいと思います!」
ガヤガヤ
「金閣寺だって、やったー」
「ねっ写真撮ろう」
「はい!みなさん、お静かに!そろそろ行く準備をしてください!」
「ハーイ!」
数分後、金閣寺に着いた。
「わぁ~、やっぱり本物は凄いなー!」
「雄太さん、一緒に写真撮りませんか?」
「さっ桜さん、はっはい良いですよ!」
(よっしゃー!)
数時間後、みんなはホテルに戻った。
「いや~、楽しかったなぁ~雄太」
「うん、楽しかった!」
「そう言えば、お前、やっぱり桜のこと好きだろ?」
「そ、そんなことないよ!」
「嘘つけ、凄い喜んでたくせに」
「げっ!」
「お前、昔からアイツが好きだったからな」
「はぁ?どういうこと?」
「お前、覚えてないのか?あいつのこと?!」
「ふぇ?!」
僕は、頭をひねったが全然思い出せなかった。
「告白すれば、思い出せるんじゃない?」
「こここ、告白!?む、無りだって!」
「また、言ってるよ。大丈夫、俺は信じてるから、修学旅行が終わった次の日に告白すれば?その日は休みの日だから」
「うん…頑張ってみる…」
こうして、雄太の告白のチャレンジが始まった!