夏休みが終わり今日から学校、僕は朝早く目を覚ました。
「ふぁ~、今日から学校かもっと休みたかったな~夏休みがもっと長いといいなーハァ~」
僕は、少しため息をついた。布団から出たら布団をたたんで朝ご飯を食べ制服に着替えて家を出た、しばらく歩くと後ろから声をかけられた。
「お~い、雄太~」
「うん?、おー海人」 ヤマナカカイト
声をかけてきたのは僕の親友、山中海人だ。いつも髪がたってて少しヤンキーぽい男で僕の幼なじみでもある。
「海人、久し振りだな。元気だったか?」
「元気もなにもピンピンしてたよ。」
「どうーせ、海で女の子をナンパしてたんだろ?」
「げっ!何でわかったんだよ?」
すぐに当たった。こいつはよく女の子をナンパする、去年の夏休みで一緒に海に行った時も女の子をナンパしていた。学校でも、よくナンパする。そして、担任の先生にもよく怒られる。
「お前は、よく飽きないな~夏休みになる前もナンパして怒られたじゃん。」
「良いの良いのこれが俺の趣味だから♪」
「どんな趣味だよ!」
僕は、思わずツッコンだ。
「そういえば、お前恋人はできたのか?」
「できるわけないだろ!こんな僕が?!」
「ハァ~まったく、もう昔のことなど忘れなよ。そして、新しい恋を探しなよ。」
「嫌だ、僕はもう恋なんてしたくないの!」
そう、僕は恋愛なんてしたくないもうあんな悲惨な思いは味わいたくないからだ。
「まぁ~た言ってるよ、たく相変わらず固いやつだな。」
「固い人で悪かったね!」
そんなくだらない話をしているうちに学校に着いた
そして、生徒はみんな体育館に行った夏休み終わり学校始まりの全校集会なのだ。さらに今日は転校生がくるみたいだ
(珍しいな~うちの学校に転校生なんて)
そう、この街は子供が少なく高齢者多い町なのだ。だから転校生なんてめったにこないのだ。
(どんな転校生何だろう?男の子かな?それとも女の子かな?)
そんな思いで待ってると司会をしてる先生の口から転校生の名前が出た。
「今日からこの学校に転校してきた川村桜さんです!」 カワムラサクラ
「こんにちは、川村桜と言いますよろしくお願いします!」
どうやら転校生は女の子みたいだ。
(可愛いな~、あんな子が僕の彼女だったならな~)
とっ思ってるとふと思い出した。
(は!いかんいかん、僕もう恋愛はしないんだ!そんな事思ってはダメだ!)
でも、この川村桜との出会いが僕の人生を変えることになるなんて今の僕は思ってもいなかった。