恋する相手は浮気カレシ

手術が終わると病室で姫那はベットに寝かされていた。


姫那の体には実際見たことのない機械ばかりつけられていた。


俺、姫那を体も心もボロボロにしてしまった。


「姫那...。俺がお前をこんな風にさせたな。俺のせいでっ...!」


堪えていた涙を流して真島が姫那に言った。


真島のせいじゃない。


俺が最初から浮気なんてしなければ
次からやめてね。の姫那の言葉で浮気をやめていれば
あの時声をかけなければ



後悔が押し寄せる。


俺は選択を間違いすぎた。


姫那がこんなに傷付いてるのも知らず。


「うぁぁぁぁ.........っ!」


プライドも全部なくなって俺は姫那の手を握りしめたまま泣いた。









俺、姫那に合わせる顔がないよ。











でも














今まで姫那を不幸にした分これから、幸せにするから。