激しく、優しく、愛して






涼は提出物出してテストの点も
そこそこ良くて…
だけど欠席が多すぎるって


ぐっちの顔はさらに困った顔をする。


「では、今年はもう3年ですので
卒業後の進路を…どう考えているんだ2人とも。
相川は提出物をもう少し出して、涼くんの方も授業にもう少し出てくれたらいくらでも推薦できる成績です」


「俺は進学しない。あの店継ぐから」


え?そうなんだ。

おじさんはわたしたちが高校を出たら
お父さんと一緒に海外で仕事を
することになっている。