わたしの体は覚えている。 強引だけど優しさのある程よい筋肉をつけた 引き締まったあの体を。あの温もりを。 そして、この声、この手… 吸い込まれそうなこの目… 「キスでも期待してるのか?」 ダメだ……ダメなのに… 「俺はキスだけじゃ足りない」 こんな優しいキスをされたら 押し返すことなんて…誰にだってできない。