「し、してないよ」 でも、すごく睨んでくるし、こわいし 怒ってんの?ますます理解ができない。 「連絡をするのは俺のことを考えさすため。 頭を撫でるのはお前に触れたいからだ」 段々と近づいてきて彼は耳打ちする… 「まだ帰らないのか俺の猫は」 体の芯が疼くような…痺れるような… 耳が熱い。