「毎日毎日なに? 連絡にしても、授業にしても」 「こうされるのが嫌いか?」 そう言ってわたしの頭を撫でてくる。 さっきの馬場にしていた行為を思い出して その腕を振り払った。 「誰にでもするからって わたしにまでしないで」 「妬いてるのか?」 この自信はどこから来るのだろう。 女子たちから人気があるからって 浮かれているんじゃないの。