もう今日で最後だからなのか わたしに集まる冷たい視線は 少しなくなっていた。 やがて式は始まった。 卒業証書の受け取りが全て終わったら 次は自分の挨拶だけど緊張はしてなかった。 「卒業生代表、相川奈々子」 「はい」 頑張れよと涼からエールを貰い 立ち上がってさっき預けた紙を貰いに ぐっちの前まで行く。