「いい体だって噂で聞いだんだ。
遊んであげるよ?
その睨んでるこわい顔が崩せるなんて
楽しみでしかないよ」
強く握られる腕からじんじんと痛みを感じる。
「遊ぶとかヤるとかいい歳して最低ですね」
またフッと鼻で笑われた。
いや、フッどころじゃないクククと
笑いを抑えられない笑い方をしている。
「俺たちみたいな大人がきみみたいな子どもを
相手にするのに遊び以外あるわけないだろ?
桜井だって、あの西条って男だってそうだ。
なのにきみはいつも本気になるから
懲りないなと言ったんだよ?」
ズキンと心になにか刺さった気がした。

