「もしかして……」 「あぁ、そうだ。バラしたのはこの俺だよ?」 あぁ、なんて奴だ本当に。 殴れるもんなら殴ってやりたい。 それでよく追いかけてきてあんなセリフ… どこまで最低なんだろう。 よかったよ。あの時あなたの手を取らなくて。 あの時の自分に褒めてあげたいぐらいだよ。 「わたしはあなたが嫌いです。大嫌い。 あなたの思い通りにはなりません」 「そう言うと思ったよ。 だから強行的手段だよ? きみも懲りないよね?あんな思いしたのに また同じことしてるなんて」