「…ここ?」 ホテルが周りにあったのにどこにも入らず 首が痛くなるくらい上を向いて 彼の家だというマンションに着いた。 エレベーターで上がり部屋に案内される。 中はシンプルなものだった。 色は黒と白で統一されていて無駄なものは なにも置いてなかった。 ベッドは1人で寝るには大きい… 月の光に照らされていて 少し開いているところから風が入り カーテンが踊っている。 それに目を奪われていた。