背中がゾクッとして思わず 足を止めてしまった。 「あー、奈々子って呼ばれるのは嫌だった? あいつがそう呼んでたもんね? 俺、なんかあいつと似てるらしいし。 あれ?まだ好きなの?」 「そんなわけないじゃないですか」 彼はフッと鼻で笑ってそりゃそうかって ハハって笑いながら顔を近づけて耳元で囁く… 「君を捨てた男だもんね」