激しく、優しく、愛して






床に落ちた日誌を拾ってわたしに渡してくると
また西条先生に戻った。


「じゃあ、2人とも気をつけて帰れよ。
それと、鷲尾、首の痕はもう少し
どうにかしろよ?
誰かへの当てつけなんだろうけどな」


フッと鼻で笑うと手をヒラヒラと振り
西条先生は姿を消した。




「帰るぞ」


持っていたごみをひったくりスタスタと歩く
涼の後ろを小走りで追いかけた。



「お前はバカだな。同じこと繰り返す気かよ」



「だからそんなんじゃ「好きなんだろ」


涼は足を止めて振り返る。