激しく、優しく、愛して






「てめぇ自分の立場わかってんのかよ!
バレたらどうすんだよ
ナナに責任押し付ける気かよ!」



1歩ずつゆっくり冬二は
こっちに向かって歩いてくる。



カツカツと足音を鳴らしながらゆっくりと。


「やれやれ、お前もバレる前提か。
ま、お前にバレたか。責任?
そんなもん俺がとるさ」


「そう言いながらその時がきたらびびって
自分を守ることしか考えなかった奴を
俺は知ってる」


…わたしも知ってる。