ミシミシとベッドが軋む音 「はぁ…はぁ…はぁ…」 乱れる呼吸。 少し汗ばんだ肌。 もうちょっとでというところで テーブルの上に置いてあるものが視界に入り 自分の中で興奮が消える。 そんなわたしのことなんか知らずに 上にいる男は一人で達する。 余韻に浸っている男はわたしの頬に触れ 「最高」 なんて言うから余計に萎えた。