教室の掛け時計に目をやると、そろそろ教師が教室に来る時間だった。 「はい、やめー」 わたしの間延びした声がいじめっ子の動きをピタリと止めた。 「そろそろ先生来ちゃうよ?」 教師に見られたら厄介なんだから。