嫌い、ありがとう、大好き。


ママ怒ったら怖いから
早く準備しなきゃ。

えっと、なにいるんだっけ?
まぁ筆箱と携帯と財布とポーチ
だけでいいよね?

私はそれらを鞄に詰め込むと
急いで階段を駆け下りた。

ガチャッ

『おはよ、ママ。』

「おはよう、心愛。
朝ごはん出来てるわよ〜?」

『あ、うん、いただきます!』

やば、美味しそ。

そう思いながら朝ごはんを
食べてた私にピンポーン。という
音が聞こえてきた。

「あら?颯一くん、早くない??」

『ほんとだ、なんだろ。』

「とりあえず、家にあげましょうか。」

『うん、そうして〜』

颯一。早璃颯一(はやり はやと)
中学校から付き合っている私の彼氏。
2人とも同じ高校に行くことにした。
馬鹿でうるさいけど、
自分のことより人のことを優先させる、
優しい人なんだ。