この胸いっぱいの好きを、永遠に忘れないから。





触れたい……。


そう思うほど、キレイな寝顔。




舞踏会の時のことを思い出し、私は顔を覆った。


「はぁ……」


大きく息を吐く。


ドキドキがよみがえる。




どんどん




どんどん




センパイを好きになる……。