妄想ｵﾄﾒ

｢弥生?大丈夫??

どうしたの??｣



『…ふっ…っくっ…』



それでも弥生は泣き止まない｡



──弥生…



一体なにがあったの??





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｢…はい…｡

とりあえず,落ち着きなよ…｣



｢うーーっ｡

ごめんねー,環菜…｡


今日,ﾃﾞｰﾄだったんでしょ…?｣



｢へーき♪♪

さっき先輩にﾒｰﾙしといたし｣