頭がボーってして,

気がついたら背中でソファーの冷たさを感じて,

先輩の

叩いてもびくともしない

かっちりした上半身が

目の前にあった。



私はもう,

先輩の許しがなければ

身体を動かせない。



そんな私は,

先輩のキスをたくさん感じながら…

───生徒会室のソファーの上で,

大好きな先輩と

ひとつになった。