「環菜,後ろッ…!
危ないよ!!!」




「へッ?!」





振り向いたときはもう,遅かったんだ。



振り向いたせいで,


いつも見てる


白と黒の丸いものが,



私の目の前に向かってきた。




思わず私は,めをつぶった…─────。






………ドーンッッ