心の穴


私は自分の席に戻った。


「夢乃〜どうだった?龍樹くん、夢乃のこと覚


えてくれてた?」


私は真奈にさっきのことを話した。


「え!?そんなこと言われたの?その彼本当に


あの時の彼なの?」


「う、うん。間違いないんだけど」


私は崖っぷちに立っている気になっていた。