「えー、浅井うちらのグループなのー?」
明らかに浅井に聞こえるように言ってやがる
ふざけんな
悪いことなんてしねぇのに
浅井のこととなると
恐ろしい程苛立つ
「あのなぁ、お前ら」
女子達にブチギレる寸前
ちらっと浅井の方を見る
浅井の顔を見て黙り込む
なんでだよ
意味がわからない
どうしてそんな・・・
そんな目で・・・
「なにー??寺沢くんーどうしたのぉ?」
早坂早希がムカつく顔で聞いてくる
「いや・・・なんでも、ない。」
浅井はひどく恨むような
殺意も感じるような目で俺を睨んでいた
言うな
そう俺に訴えていた
「フフッ、変なのぉー将太くんってあんましゃべんないからわかんないなぁ」
「あっそう」
早坂早希って奴がやたらうるさい
「なんかそっけないなー」
「ねー」
「お前らなんかに興味ねぇからな」
「なにそれぇー」
「なんかひどーい!」
「もうちょっと言い方さぁー」
さっきから女子達がうるさい
しつこいのにまた苛立ち始めてる俺
「まぁ♪まぁ♪将太くんも嫌がってるんだしもうやめよ?ウザがられてるみたいだしね」
「うんそーだねー」
早坂は俺に微笑みを向けてきながら
言ってきた
なんかぞわっとするような
そんな笑顔
こーゆー中身が黒そうな女が俺は
大嫌いだ。
