俺は彼女をベッドに押し倒した
なんでこんなことやったんだろうとか
この時は全然そんなこと考える暇なもなく
彼女に夢中だったんだ
「えっ、ちょっやめてっ」
嫌がる彼女を押し付けて俺は強引に
キスをした
浅井は驚いた顔をした後
とても悲しそうな顔をした
そんな浅井の顔を見たくなくて
もっと強く抱きしめる
彼女の内側まで独り占めしたくて
止まらなかった
自分でも何してんだろと
思ってはいた
でも・・・抑えきれなかったんだ
「っはっやめ・・・て・・・」
彼女の声に我に返る
なにやってんだ
「ご、ごめっ・・・こんなつもりじゃ・・・」
浅井は言い終わる前に
俺の手をは払って走って逃げ出す