弱いあたしと強い君と。



浅井が目を合わせようとしない


焦っているのか汗がダラダラ出てきてる



悪魔とかは良くんかんねーけど大体予想はつくから嫌なんだ



「お前よくわかんねぇー奴だけどその、悪魔?って奴らになんかされてんなら言えよ。」


浅井はきょとんとした顔で俺の顔を見た

「...え?」


「俺でもいいから」

頼ってくれよ


それが本心だった



どうせ誰かに助けを求めたらもっと
悪魔って奴らにいじめられるとか考えてんだろ


「またいじめられそうになったら俺にいえばいいじゃんな。」


優しい声で言ったつもりだった


だけど彼女は首を横に振った


「っ、なんでだよ。頼りたくないなら自分でどうにかしろよ」


なんで、いつも、いつも


あの時だって俺を頼ってくれればよかったのに

あいつだって。



俺を信じて頼ってくれたら救えたのに