弱いあたしと強い君と。


なんも返事しねぇから俺の口は止まらない

「誰かいんだろーいじめとかだったら尚更誰かに頼らねぇーと...」

少し間があいて


彼女が口を開いてこう言った



「っだっ、誰に?」


その言葉に俺は驚いて振り返る



かぶったのだ過去の彼女と...


一瞬にして記憶が過去に引き戻される


彼女もこう言っていた


”...誰にも頼れなかったんだよ...”



俺はなんにも返す言葉がなくて黙って
前に向き直った




黙って保健室まで連れていった