「ねぇ・・ 急にいなくなったりしないでね?」

とエイミー

「・・・・・・」

「ヒメカ・・・・」

と顔をゆがめるジョナサン

「・・・・・・」

しばらく重い空気が流れたが、レンの泣き声でその空気もなくなり、姫花に背中を押された二人は学校へ行くために後ろ髪を引かれながらも、姫花のアパートメントを後にした

それからの姫花の行動は早かった

場所を知られたことを逆手に取り、書き溜めたブランドのデッサンやブログ用の写真・記事を速達で日本で送付した

消印で居場所を知られるのを恐れた姫花は、PCを通しての接触さえ避けていたのだ

そして、3日後、姫花のアパートメントにあるのは、最初からあった家具やベットだけになり、マーサのカフェに空港が消印のカードが届いた

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Dearest Ken・Marsa・Amy・Jonathan
(親愛なる ケン・マーサ・エイミー・ジョナサン へ)

I don't forget your cafe and smile's
(あなたの笑顔とこのカフェの事は忘れません)
See you next time
(また逢える日まで)


    With Love Himeka&ren
    (愛を込めて 姫花・廉)


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たったそれだけのカードだった