♡おまけ♡


「ちょ、もうすぐ学校つくから離れて!!
…ってか手ぇ離せ!離しやがれ!」


「いーの。沙里には甘々だよ俺〜って周りに知らせよう大作戦なの。」


「え、退学すんだ?」

「ちげーよアホ!まあ、第一の理由が沙里と一緒に居たいからだけどー、俺と沙里が仲良しこよしやってれば噂もされないでしょ?
もしかしたら友達できるかもよ〜?

あ、でも笑わないで?
沙里の笑顔は俺のなんでしょ?」



次の日。

昨日は結局帰してくれなくて、「泊まってけ」の一言で急遽お泊まりになった。


昨日の今日でこんなに変わるか。

あたしにベッタリだ。



まあ、悪い気はしないよね。ってことでほっといた。






学校中で「早乙女くん彼女好きすぎ」とみんなに言われまくるのは、数日後のおはなし。



「なんならさ、廊下でちゅーでもしちゃう?沙里から。」

「しない。」

「ちぇー。ま、俺がするけどっ」

「……人がいない時ね?」




それから『授業さぼろう』攻撃が始まったのは言うまでもない。




独占欲強い同士、これからも2人で進んでいきましょうか?






ほんとにfin