「クラスの女子〜」
「…へえ。」
「フッ、妬いた?ねえ妬いた?」
「……妬いた。」
「やっだもう!!沙里素直だとクソ可愛いね!?」
「今までは可愛くなかったんだ?」
「ちげーよ、そのまま素直でいてくれたらなー。あ、でもツンケンしてる沙里も萌えるから変わらなくていいよ。」
後ろから抱きしめられたことがよほど嬉しいのか、抱きしめながら左右に揺れるゴキゲンな琉斗。
酔う酔う。
あたしも、少しは素直になってみようか?
琉斗が褒めてくれて、笑ってくれるから。
「ふふっ」
「んー?沙里が笑うなんて珍しいね」
「あんた限定よ。」
「よし、襲う。
俺いま、今日色々ありすぎて噛み締めてんの。
きっかけ小さかったけど、沙里とちょっとモメられて嬉しいよー。
なのにそうやって煽るから襲う。決定これ。」
「ちょっ、触るなぁ!!」
ここからは、想像におまかせします。

