え!!そーなの!?


いいこと聞いちゃったー、、。


イヒヒ。


「へぇ。今リクは楽しいんだぁ。あたしのおかげだねぇ。ねぇ??」


少し普段だったらいじれないであろうリクをいじる。


「は?ちげーよ。お前の睨み顏が半端なくキモかったからつい笑っちまったんだよ。」


うーわ。ひどー。流石のあたしでも傷つくわ〜。


まぁ。ポジティブなあたしはこれを照れ隠しと捉えることにしよう。うん。


「照れんなってー」


「お前な、、、。いい加減にしろよ?」


え、なんかヤバイ雰囲気?


「ごめん!」


すぐさま危険を察知しあやまる。


「優妃は調子に乗りすぎ。」


笑いながら飛雄が言う。


だってさー…


「だって。初めてリクが下の名前で呼んでくれたから嬉しかったんだもーん」


そう。あたしは嬉しかったの。


だってあのリクがあたしを下の名前で呼んだんだよ?


キセキだよ?珍しいことなんだよ?


「ははっ。優妃ちゃんは可愛いねぇ。」


突然意味のわからないことを言う奏太。