放課後

キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴り響いて数人が帰ろうとしている

「お前ら帰んのかよ?」

「おう。こんなバカバカしいイタズラに付き合ってらんねぇよ」

「そうだよ。存在を消すなんてどうやってやるのよ」


でもイタズラならなんで俺ら3Aのメアド全員分しってんだよ。

これはイタズラなんかじゃない
そんな気がした。

「そりゃそうだけど…
一応残っといた方がいいんじゃないか?」

そんな言葉にも“お前らで頑張りな”と馬鹿にしたような言葉におれもムカついて
“お前らも存在消されねぇようにがんばれよ”といって終わらした。