「たっだいまー」
私は、いつものように家に帰った。
家の中のは、静まり返っていた。

「どうして、あの子は、りさは、あんなにできない子なんだろう」
「ななは、おりこうさんでいい子なのになのにな…」
お父さんとお母さんの声が聞こえてきた。
私は、お父さんとお母さんに、あんな風に思われてたんだ...。
「あんな子産まなきゃよかったわ」

えっ。私、いらないの...。
確かに、私は、頭も悪くて、ブスでデブで、運動神経も悪い...
妹の、ななは、全部優れているけどね
それでも、親には、嫌われていないと思っていたのに!
そう思うと、涙がとまらなくなった

「こんな家でていこっ」

私は、ボソッとつぶやいて、家をでた。