「じゃあまた明日」 そういって何故か四階まで来てしまった。 人のいない空間が静かで落ち着く。 遠くから喧騒がかすかに聞こえて来たけど、 それよりもこの空気を味わいたかった。 ふらふらと、何のあても無く歩く。