【完】キミからの“好き”がほしいだけ





それから、

叶愛が目を覚ましたのはその日の夜


一度目が覚めたけどすぐに眠ったらしい。


みんなは着替えを取りに
一旦帰ってしまって俺だけ残った。



「......ん。...と...わ...?」



ジワジワと開いていく叶愛の瞳



「叶愛!?」



愛しい人の声につい抱きしたくなる。



「叶愛...よく頑張ったよ......」



俺はそういって叶愛の頭を撫でた。



「...でも...どうしてここに......?」



「叶愛に会いたかったから...」


「え...?」


「叶愛、好きだ。俺と付き合ってほしい」




叶愛の手術が成功したら言おうと思っていた言葉


今度は俺が叶愛を支えるんだ。


「ほんとに...?」


叶愛の目からは涙が流れていた。


「あぁ...。」



急に恥ずかしくなって、目をそらした。