【完】キミからの“好き”がほしいだけ




“あたしの気持ち”


そう書かれた見出し


スクロークしてゆっくりと見ていく。



そこにはたくさんの叶愛の苦しみが書かれていた。



“死にたくない...、怖いよ......”


“なんで、あたしなの?”


“あたし、なんか悪いことしたかな......?”



誰にもぶつけることなく

一人で抱え込んでたんだな......。


しばらくスクロークしていくけど
どれも一言程度なのに、

一言じゃないゾーンがあった。


これを昨日...?



――...あたしの気持ちをこの携帯に残します。


たぶん誰も見ないと思うし...。


あたしには後悔がたくさんある。

まずは、もっと自分を大事にすればよかった。
時間を大切にすればよかった。


友達と過ごす何気ない時間、
家族とのありふれた会話とか
...好きな人との時間


全てが以前のあたしには当たり前だった。
でも、それは全部勘違いで...

何も当たり前なんかじゃなかった。


当たり前の日々など無いのだと...。


今回のことでよくわかった気がする。