「昨日、叶愛がその携帯に何かしながら泣いてたんです。
その時に、『永遠』って聞こえたんっす
だから...永遠さんに渡そうと思って...」
叶愛が俺の名前を?
そんな......
「でも...俺...」
「お願いです。受け取ってください」
頭まで下げてお願いされたら
断る理由も見つからなくて...
「わかった...ありがとな」
「じゃあ、俺は向こう行ってますから...」
弟は病室から出ていった。
こんな広い病室でいつもアイツは
一人で長い夜を過ごしていたんだな。
人に弱音一つ吐かずに......。



