【完】キミからの“好き”がほしいだけ




「友達じゃなくてクラスメイトとしてきたんだよ」



自分の髪をクシャりとした永遠


クラスメイト...



「そんなの別にいいから帰って......帰ってよ!!」



そんなの紗綾ちゃんに悪いし、

とか思いながらも


“会えて嬉しい”


そう思ってしまっている自分がいた。



「なんで...?」


「...もう帰ってよ!!」



そんな目であたしを見ないで...。



「なんで...?俺はクラスメイトとしても来ちゃダメなわけ?」



「...やっぱり雄大のほうが......」



弱々しい永遠の声に期待してしまう。


だけど......



「そうなの。

あたし、渡辺くんのこと好きなの...っ」



「っ......」



ごめんね...


嘘ついちゃって...



あたしがこの想いを伝えてしまったら


キミを困らせてしまう。


ホントは伝える予定だったけど、
手術のことを考えると...やっぱり迷惑な気がして。