【完】キミからの“好き”がほしいだけ




「...でも...永遠には......」



小さな声でボソッとそういった菜実


「あの二人さ、
両想いなくせにそれを知らないなんてもったいなくね?
好きな人と同じ気持ちになれるって簡単な事じゃねぇんだぞ?

なのに...ほんとにこのままでいいのかよ...」




最近、ずっと思っていたこと。


二人は思い合ってるのに
どうして辛い思いをしてるいるのか。




「そうだね...。叶愛、手術迷ってるみたいだし...」



命を掛けた手術


それを受けるのが怖くて迷ってるらしい。


そんな苦痛の中をさまよってる叶愛ちゃん



「俺...伝えてくるよ...」


「...うん」



やっぱり、このままじゃダメなんだ...。


俺は急いで永遠がいそうなところを回った。