【完】キミからの“好き”がほしいだけ





「ごめん...遅くなった」



タイミング良く菜実が戻ってきた。


よし...



「あのね、二人とも。

このことは永遠には内緒にしててほしいの
余計な心配させたくないし...」



永遠がこんなこと知ったら
紗綾ちゃんとちゃんと向き合えなくなるでしょ?


あたしたちは最初から友達なの。



だったら最後まで友達でいたかった。

だけど、それはあたしから拒んだんだ。



合わせる顔もなくて...


ホントはこのことを聞いて永遠が
何も思ってくれないんじゃないかって...

心配なだけなのかもしれない。
怖いだけなのかもしれない。